迷いと成長
先日、偶然にNHKで「坐禅は生涯の主食」という番組を見たのですが、
その中である僧侶が
「迷うことや自分を悪い人(自分にも悪がある)と思う(気づく)ことが大切で、
そう思うことは悟りに近い存在になれる。
逆に自分はポジティブで迷うことがない。
自分は良い人で間違いはないと思うだけだと高次元から遠くなる。」
と仰っていました。
それは自分の中の悪に正面から向き合うことで
真の己を知ることが出来るのかも知れません。
真の自分を知らずして他人を知ることや理解をすることは出来ない。
少なくとも私はそうでした。
自分のマイナスな部分と向き合い、
あらゆる意味でそんな自分を認め受け入れることは、
真から己と向きあうことであり、
それが自分の成長へと繋がることが出来ました。
白の中にも必ず黒があり、
黒の中にも必ず白がある。
この世に正解も不正解もない。
相手と自分との「差」を「取り」自分を見つめ気づく事が
「悟り」なのだと改めて痛感させられました。
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