突然のサヨナラ
私が某高校へ通っていた頃…
Kさんというおじさんが用務員として働いていたの。
とても感じのよいおじさんだったけど、
ある日の朝礼でKさんが前日の16時頃、車の事故で亡くなられてしまったと聞いた時、
私はビックリしたのだけど悲しみだけではない何か不思議な感情が込み上げてきたの。。
だって前日のまさにその時間、私はKさんに会ってたんだもん。(怖い話じゃないょ~;私が怖がりだから;;;)
私が教室で帰り支度もせず一人でうだうだと寛いでいると、Kさんが「早く帰りなさいょ~☆」と窓を閉めにやってきたの。
私が時計を見ると調度16時だったので慌てて帰り支度をし「はぁ~い☆Kさんサヨナラ~♪」と返事をしてKさんを見ると、
Kさんは窓越しにいてキラキラと夕日を浴びながら「はい、さよなら。気をつけてお帰り。。」と
とびきりの笑顔をしていたの
ニコニコして楽しそうで優しくて。。中年のおじさんなのにそれがとってもキレイだったから、思い出しても不思議と怖くなかったの。
亡くなられたことを聞いた時、私は「あぁ。。突然の不幸だったけど、KさんはきっとKさんなりの幸せな人生を全うされて旅立たれたんだな。。」と感じたの。
私は完璧な人間ではないから常に前向きとはいかないけど…
時につまずいても、それさえも愛おしいと思えるようにその時その時を大切に楽しもうと思ったんだょ
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